はじめまして、主催者の村川と申します。主催者ではありながら、人前で話すのが苦手です。若い頃はそうでもなかったのですが、年齢や社会的立場が上がれば上がるほど、緊張するようになっていきました。それは「失敗が許されない立場」や「良いところ見せたい!」というプライドや欲が影響しているようです。
次元は全く違いますが、一流のアスリートもオリンピックのような大舞台になると「絶対に失敗できない」「金を獲りたい」などという思いが影響して、緊張するようですね。幼児が緊張しないのは、そのような雑念がないからではないでしょうか。
開き直って「失敗してもいい」「恥をかいてもいい」「みんなどうせ真剣に聞いていないし自分に関心がないはず」「聴衆はじゃがいもだ!」などと思っても、本番はやっぱり緊張してしまいます。それは、頭(顕在意識)でいくら考えても、心(潜在意識)がそのような状態になっていないからです。潜在意識は頭でコントロールできません。
それを克服する方法は、頭で考えたことや有効だと思う方法(ノウハウ)を繰り返し実践し「成功体験を通じて潜在意識にすり込んでいくこと」、そして、スピーチを歯磨きのように日常化し「本番が特別な状況だという意識をなくしてしまうこと」です。その練習の場として、2016年6月にプレゼン道場を始めました。私自身も、毎回参加して、一緒に練習をしています。
またプレゼン道場は、表現の場でもあります。かつて、パーソナリティの浜村淳は、ラジオ番組「ありがとう浜村淳です」(※浜村淳の独特のしゃべりでニュースなどを伝える番組)を病室のベッドの上からでも(死ぬまで)続けたいと言っていましたが、誰もが「自分の考えや思い」「人の役に立つこと」「喜ばれること」を伝えたい、そして「自己表現したい」と思っているのではないでしょうか?参加者が、本音で語り、思い思いのセミナーを開催したりできる場になればいいなと思っています。
そしてプレゼン道場では、老若男女、仕事や趣味の世界では出会えない人との交流があります。同じ志や課題を持った人と情報意見交換することで、様々な気づきがあり見識が広がります。まさに人は人の中で成長すると思います。「これからの時代、AIにできることはAIに任せて、人間は人間しかできないことをやっていけばいい」と有名社長が言ってました。その時私たちに問われるのは、ヒューマニティ(人間性・人間味)であり、それを表現するコミュニケーション力ということになります。これまでも、世の中の成功者は、例外なく、ヒューマニティに基づくコミュニケーションに優れているといえますが、AIに代替できないそれらの重要性が今後より一層高まると思われます。
プレゼン道場では、「言葉の力は人生を豊かにする」という信念のもと、失敗と成功の体験を積み重ねることで真の自信を持ち、楽しく積極的に人前で話せるようになることを目指すとともに、お互いを尊重しつつ、純粋にコミュニケーション力の向上を目的とした交流の場をつくっていきます。
私にとって、プレゼン道場は、修行の場です。精神力を鍛え、表現力、コミュニケーション力、人間力を磨く、自己研鑽の場です。自分の為にも、理想的な環境をつくりたいと思っています。そして、それが、同じ志をもった方の役に立てば嬉しいです。
プレゼン道場を数年やってきてわかったことは、コミュニケーション力の向上を課題にしている人(プレゼン道場に参加している方)は、繊細で優しい人、前向きな人が多いということです。この文章を最後まで読んでいただいたあなたも、きっとそのような人だと思います。ぜひ一度、体験や見学にお越しください。
昭和時代を学生で過ごし、平成元年に関西学院大学法学部を卒業後、バブルに憧れ、一攫千金を夢見て不動産会社に就職するも、その年をピークにバブルが弾け、暗黒の日本経済に翻弄されながら、2回、転職する。38歳の時に、所属していた不動産事業部がリストラになり、上司や同僚らとともに不動産会社を設立し、リーマンショック等を経て、昨年(2024年)20周年を迎える。
現在は独立し、株と不動産の投資を生業としつつ、プレゼン道場の運営を行っております。
お笑いが好きで趣味で落語を習っています。
☆好きな言葉 「おもしろきこともなき世をおもしろく」